A106号室
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絵日記
2022年12月4日日曜日
背骨を真っ直ぐにする手術を終えてから数ヶ月が経った。
家族や恋人が、傷が化膿していないか時々確認しては「大丈夫」と教えてくれている。その言葉を疑うわけではないけれど、自分の背中がどうなっているのか見たくても見えないことのもどかしさが日々つのっていた。
背骨を固定したことでできなくなった姿勢もありながらなんとか撮ってみた写真には、まだ肌に馴染みきっていない手術創の様子が鮮明に写っていた。自分の背中をまじまじと見つめられるのもカメラのおかげだ。
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