2023年6月10日土曜日

また瞼が腫れるようになってきて、ついに左目が土偶状態になったので眼科を調べていた。(前回
近所の眼科は「土曜午前は混むので避けてください」と貼り紙がしてあり、初診で行くのは憚られた。レビューとか色々見て、2駅先にある口コミ評価の高い眼科に行くことにした。

眼科に着いて問診票を書いている時、隣にいた幼児が看護師に点眼されそうなのを、泣き喚き、体をよじり続けることで回避しようと頑張っていた。抵抗やむなく、ついに看護師2人とお母さんの3人で羽交締めにされ点眼がなされた。

問診票を出したあとはサクサクやりとりがすすみ、すぐ診察だった。
今回の瞼の腫れもアレルギー性の眼瞼炎かと思っていたが、麦粒腫(ものもらい)だったらしい。麦粒腫は瞼に小さなしこりができる疾患らしく、診察時に瞼をつまんでゴリゴリしこりを探すような動きをされてびっくりした。瞼ってそんくらい強めに触って良いんだ! 医者の触り方を体感すると、自分がいかに自分の体も他人の体も恐る恐る触っているのか思い知る。異常がないか確認するための触り方はコミュニケーションのためのものではないけれど、身体も所詮物体なので、身体を物体として触る医者の触り方は往々にして新鮮に感じられる。

瞼の腫れで受診したのだが、目薬や軟膏の他に抗生物質の錠剤も処方された。目のために飲み薬を飲むという発想がなかったので以外だった。
薬局で薬剤師から「腸内細菌も死ぬのでおなかがゆるくなるかもしれません」と説明があった。
今も体内の菌がバタバタ倒れている気がする。

2023年6月5日月曜日

ここ一年くらい、エレベーターに乗って高層ビルを上ったり下りたりする夢を時々見る。
高めの階に試験会場があり、そこを目指してエレベーターで上るんだけど気づいたら通り過ぎていて、下って目当ての階に行こうとしたらまた通り過ぎて1階まで来てしまうということを繰り返すみたいな夢だ。大体いつも同じ感じの状況だが、通り過ぎて着いた階が場違いなくらい豪勢なホテルだったり、何もないロビーだったり、ゲストハウスみたいな二段ベッドが敷き詰められた空間だったり、マイナーチェンジは行われている。

いつも、通り過ぎた2階分だけ下りたいのに勝手にエレベーターが急降下して体が浮くのを壁につけられた手すりを持って頭が天井に当たらないように気をつけたり、知らない人と相乗りになることが多いので万が一のために階数ボタンの近くに立つことにしたり、経験値は確実に上がっている。しかし、前もこういうことがあったと思うのは起床した時で、夢の中では初めてのシチュエーションとして経験されている気がする。

誰かとコミュニケーションすることは稀で、基本的に脳内セリフによって夢は進んでゆく。