ろう者の笑い声
電車に乗っていたら乗り込んできた二人の大人が手話で会話を始めた。
手話全く分からないので話の内容は分からなかったが、めちゃくちゃ盛り上がってることだけは表情で分かった。静かににぎやかな空間が目の前にあって気づけばずっと見ていた。
突然笑い声が聞こえた
手話による二人の会話はピークを迎え、二人とも大爆笑していて、その二人の笑い声だった。
笑いに伴う声というのは聞こえなくても出す?出る?ものなのかと思った。
家に帰ってテレビをつけたら偶然ろう者のための学校の特集をしていた。学校は授業中も休み時間も基本的には静かで、でも子供たちは笑うときだけは声を出して笑っていた。
やはり、笑うに伴う笑い声は聞いたことなくても出すことができるらしい。
笑うのって人間だけな気がするけど、もう人間にとって笑いは本能で知っているものということだろうか。私たちは笑い方を生まれながらに知っているということか。