2018年2月17日土曜日

スティックシュガー

ミスドでのおかわりシステムを初めて使っている。小さめカップのロイヤルミルクティー一杯324円もおかわり自由を考慮すると妥当だし、カップが小さいためあったかいうちに飲みきれて、あったかいのをまた注いでもらえるのでこれはいつまでも居れそうで危ない。ロイヤルミルクティーを自分で淹れると、牛乳の膜が発生しそれが破片になってマグカップ内を浮遊し心地よく飲めない。そのところミスドはそんなもの一欠片も入っておらず不純物の無いロイヤルミルクティーだった。
カフェによってロイヤルミルクティーに砂糖が入っているか入っていないかが異なるがミスドは入っていなかった。ポン・デ・リングなど砂糖まみれになったドーナツと一緒に飲むには丁度良いので、偶然かもしれないけど考えられているなあとその時は思った。ドーナツを食べ終えた後、私はスティックシュガーをロイヤルミルクティー一杯につき二本入れ飲み干してはおかわりを繰り返していた。

コカ・コーラに含まれる糖分などをスティックシュガー何本分と表し現実を突き付けゲッと思わせる表現方法があると思う。スティックシュガーをロイヤルミルクティー一杯につき二本入れ飲み干してはおかわりを繰り返していた私の前には空っぽになったスティックシュガーの袋の残骸が並んでいた。その残骸たちはこの間私が摂取した砂糖の分量を正確に私に提示してくれていた。目の前の残骸たちとマグカップと私の関係性が「紙面で見るコーラとスティックシュガー」と私の関係性とは段違いにダイレクトな情報すぎることに気がつき、ゾッとして飲み続けることを切り上げ、そそくさと店を後にした。

その時は一日何g糖分は摂取していいのか覚えていなかったので分からなかったが、WHOによると一日小さじ6杯分までらしい。余裕で超えていそうだったので帰って正解だった。