2023年10月24日火曜日

11月26日を忘れるな

アトリエに搬出用の段ボールを取りに行ったら、停まっていた郵便バイクに「11月26日を忘れるな」というラミネートが貼られていた。調べたら書留強盗の冤罪で捕まった方が自力で真犯人を見つけ出し、真犯人の有罪が言い渡された日らしい。その事件は1948年とかにあったものなのでかなり前。忘れるなと言われてもその時現役だった郵便局員はもう全員引退してんじゃ…と思った。戦争や震災体験者の講演会のように、言い伝えていく積極的運動があるとも思えないし。


家に帰ってもう一回調べたら、8年前の同日にマイナンバー郵便の誤送があったっぽいことがわかった。「11月26日を忘れるな」とは多分こっちのことだった。


そのあとかなり空いてる15両編成の電車に乗る機会があった。連結部分のドアが全部開いていたので、車両から車両へ5車両分くらい歩いてみたら楽しかった。

2023年9月17日日曜日

サブウェイでホットミルクティーを頼んだら、牛乳と水が半々くらいの液体を熱々にしたものにティーバッグが突っ込まれているものが出てきた。砂糖とミルクはあちらにありますと言われたのでミルクが入ってないということかと一瞬思ったけれど、ホットティーとホットミルクティーが別メニューとして存在していたのでそらそんなことはなかった。紙コップにつけられた蓋を開ける前に砂糖とミルクを二つずつとって席に着いたので、ミルク二つを余らせてしまった。一回取ったものを戻すのも、ゴミ箱に捨てるのも憚られるのでカバンの中にこっそり入れて持って帰ることにした。

昼休憩から戻ると、スタバのドリンク片手に先輩が苦い顔をして戻ってきた。何でもストレートティーが存外不味かったらしい。紅茶の良さが省かれて紙みたいな風味だったらしいがあんまり上手く想像できなかった。一か八かにはなるが、何も変えなければ当たり前にこのままなので、さっき持ち帰ってきたミルクをあげることにした。一個入れてみたところほんの少しマシになったらしく、予備としてもう一個もあげることにした。こう持ち帰った砂糖ミルクお手拭き諸々的なものがカバンの肥やしになる前に役に立つ場面というのはあんまりないので良い気持ちになった。

全然話変わるけど、私は英語の模試でsubweyが舞台の文章が出てきた時にサンドイッチ屋のことだと勘違いしたまま問題を解き切ったことがあった。そのことをサブウェイに行くたびに思い出す。

2023年8月25日金曜日

 朝5:35からやってるラジオによるととうもろこしは30分茹でると美味しいらしい。芯の甘みがうつるんやって奥野のおばあちゃんが教えてくれた。

2023年6月10日土曜日

また瞼が腫れるようになってきて、ついに左目が土偶状態になったので眼科を調べていた。(前回
近所の眼科は「土曜午前は混むので避けてください」と貼り紙がしてあり、初診で行くのは憚られた。レビューとか色々見て、2駅先にある口コミ評価の高い眼科に行くことにした。

眼科に着いて問診票を書いている時、隣にいた幼児が看護師に点眼されそうなのを、泣き喚き、体をよじり続けることで回避しようと頑張っていた。抵抗やむなく、ついに看護師2人とお母さんの3人で羽交締めにされ点眼がなされた。

問診票を出したあとはサクサクやりとりがすすみ、すぐ診察だった。
今回の瞼の腫れもアレルギー性の眼瞼炎かと思っていたが、麦粒腫(ものもらい)だったらしい。麦粒腫は瞼に小さなしこりができる疾患らしく、診察時に瞼をつまんでゴリゴリしこりを探すような動きをされてびっくりした。瞼ってそんくらい強めに触って良いんだ! 医者の触り方を体感すると、自分がいかに自分の体も他人の体も恐る恐る触っているのか思い知る。異常がないか確認するための触り方はコミュニケーションのためのものではないけれど、身体も所詮物体なので、身体を物体として触る医者の触り方は往々にして新鮮に感じられる。

瞼の腫れで受診したのだが、目薬や軟膏の他に抗生物質の錠剤も処方された。目のために飲み薬を飲むという発想がなかったので以外だった。
薬局で薬剤師から「腸内細菌も死ぬのでおなかがゆるくなるかもしれません」と説明があった。
今も体内の菌がバタバタ倒れている気がする。

2023年6月5日月曜日

ここ一年くらい、エレベーターに乗って高層ビルを上ったり下りたりする夢を時々見る。
高めの階に試験会場があり、そこを目指してエレベーターで上るんだけど気づいたら通り過ぎていて、下って目当ての階に行こうとしたらまた通り過ぎて1階まで来てしまうということを繰り返すみたいな夢だ。大体いつも同じ感じの状況だが、通り過ぎて着いた階が場違いなくらい豪勢なホテルだったり、何もないロビーだったり、ゲストハウスみたいな二段ベッドが敷き詰められた空間だったり、マイナーチェンジは行われている。

いつも、通り過ぎた2階分だけ下りたいのに勝手にエレベーターが急降下して体が浮くのを壁につけられた手すりを持って頭が天井に当たらないように気をつけたり、知らない人と相乗りになることが多いので万が一のために階数ボタンの近くに立つことにしたり、経験値は確実に上がっている。しかし、前もこういうことがあったと思うのは起床した時で、夢の中では初めてのシチュエーションとして経験されている気がする。

誰かとコミュニケーションすることは稀で、基本的に脳内セリフによって夢は進んでゆく。